【サッカー】びわこ成蹊大 リーグ戦初優勝

◇サッカー=第95回関西学生リーグ後期第9節(11月4日・西京極総合運動公園陸上競技場)
<びわこ成蹊大2—1関学大>
びわこ大は関学大に2―0で勝利し、現行リーグ制度になってからは初となる優勝を果たした。前半の内に先制点を挙げると、その後は鉄壁の守備陣がゴールを割らせず。終了間際にダメ押しの1点を追加するなど盤石の試合運びを見せ、優勝を決めた。
序盤から関学大がボールを保持し、びわこ大が前線からプレスを仕掛け、ショートカウンターで応戦する構図で試合は進む。互いに好機は迎えるも、ゴール前で精彩を欠き、得点とはならない。こう着状態が続いたが、びわこ大が先制点を奪い切る。41分、MF青山が自ら獲得したPKを落ち着いて流し込み、前半を折り返す。
後半、関学大はFW難波のクロスからMF中野が決定機を迎えるが、ヘディングシュートは枠の外。関学大はボールを保持し攻め込むも、びわこ大ゴールを破ることができない。逆に関学大の攻撃を跳ね返し続けてきたびわこ大は後半アディショナルタイム。自陣右サイドでボールを奪ったMF上村がスピードに乗ったドリブルで駆け上がり、ゴール前のMF堂安にラストパスを送る。これを堂安が冷静に蹴り込み、ダメ押しの追加点を決め勝負あり。びわこ大が終始主導権を握り、栄冠を勝ち取った。【新貝卓丸】
【試合経過】
【前半】びわこ成蹊大1—0関学大
【後半】びわこ成蹊大1—0関学大
【試合終了】びわこ成蹊大2—0関学大
【試合終了】びわこ成蹊大2—0関学大
▽得点者
【び】FW青山(41分)、MF堂安(90+2分)
【試合後のコメント】
▽びわこ成蹊大・望月監督
選手たちはよく戦ってくれた。押されても勝ち切るという試合が何度もあったので、自分で言うのもなんですけど一年を通してすばらしいチームになったと思う。選手たちは主体性を持ってやってくれた。今後は今までやってきたことの質を高めていきたい。この優勝はあくまで通過点。ただ選手たちは今日の経験を自信にしてくれたらいい。
▽びわこ成蹊大・DF宮
率直にうれしい。だけどこれからが勝負。僕たちの目標は日本一なのでまだ気を張っている状態。相手がうまいというのは分かっていたので、しっかり守って攻撃に転じることができたのでいい試合運びができた。リーグ戦は残り2試合しっかり勝って、インカレで日本一を達成するために突っ走っていきたい。
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