【写真】8回、本塁打を放った佐々木を迎える立命大ベンチ(26日・皇子山球場で 撮影=馬場達也)

 ◇野球=関西学生 秋季リーグ戦第8節2回戦(26日・皇子山球場)
 〈同志社大2―7立命大〉

 立命大が同志社大に逆転で勝利し、勝ち点を獲得した。

 2点を追いかける立命大は二回、福武(1年)の右前適時打で1点を返す。五回には相手の失策で同点に追いつくと、辰己(3年)の左前適時打で勝ち越しに成功。この回計4点を加え、打者一巡の猛攻で逆転する。さらに八回にも佐々木(4年)に大学通算1号目となる本塁打が飛び出すなど、駄目押しの3点を追加。終盤で相手を一気に突き放し、今季最終戦で有終の美を飾った。

 関西学生はこの試合をもって今季リーグ戦の全日程が終了。優勝した関大は神宮大会への出場をかけ、28日から行われる関西地区代表決定戦に出場する。
【山本穂波】

同志社大
  110 000 000=2
  010 040 02X=7
立命大
【同】●福島、村居、玉川、渡邉―山岸
【立】○山上、小橋、渡邉大、徳永、東―大本
▽本塁打=佐々木1号
▽三塁打=森田(同)
▽二塁打=福島(同)、早田、東、横田(立)

【試合後のコメント】
▽立命大・後藤監督「3点差でも怖い状況だったが、勝ちゲームで3点差以上あったら4年生でつながせてほしいということだったので。本当は渡邉大(4年)が3アウト行く予定だった。最後は東(4年)で締めようと決めていたが、絶好調だから心配ないと思っていた。代打も含めてベンチに入っている4年生全員を出せてよかった」

▽立命大・佐々木選手「大学最後の打席になると思い、自分のスイングをしようという気持ちで打席に入った。社会人に進んでも野球を続けるので、今後につながる打席になったと思う。来年からも頑張って、一年目から活躍出来るようにしたい」