①テンポ意識 打者惑わす

関学大・原暁(1年) 打者を惑わす多彩な投球が持ち味。力のある真っすぐと低めのスライダーやチェンジアップをうまく使い分ける。新人戦1回戦(関大)では、先発で登板し、7回無失点と関大打線をテンポ良く封じた。試合後に「大学に入ってから1番の出来」と顔をほころばせた。新人戦の勢いのまま今秋登板を目指す。

 

 

②堂々たる投球 未来のエース

 関大・肥後皓介(2年) キレのある真っすぐで相手打線を抑える、気迫あふれるピッチングが持ち味。新人戦1回戦(関学大)では8回を投げて4安打1失点の好投で関学大打線を圧倒。小田コーチは「リーグ戦でも阪本大、山本に次ぐ投手になるのでは」と期待を寄せる。8月のオープン戦で先発を任されるなど、エースの座に一歩近づいた。

 

 

③伸びしろ抜群 期待の二刀流

 京大・澁木優典(1年) 二刀流をこなす注目株。8月のプレス発表では、青木監督が今秋デビュー可能な1年生として名を挙げた。新人戦5、6位決定戦(関大)では中継ぎで登板し、4回1安打と関大打線を抑えた。今春のリーグ戦では第7節1回戦(近大)に代打出場を果たすも、三振に終わった。リーグ戦最下位脱出の起爆剤となるか。

 

 

④安定した打撃 打線の中軸へ

 同志社大・鎌倉誠(1年) 迫力のあるスイングと安定した打撃力でチームを盛り上げる。新人戦全3試合で左翼手として先発出場し、毎試合安打でチームに貢献。新人戦初戦(京大)では1死二、三塁の場面でレフトへ強烈な一打を放ち、サヨナラコールド勝ちを決める勝負強さを見せた。今後も打線を勢いづける鎌倉の活躍に目が離せない。

 

 

⑤自慢はパンチ力 未来の主砲候補

 立命大・元氏玲仁(2年) 力強い打撃が魅力。新人戦では、先発出場した2試合でそれぞれ適時三塁打、好機を広げる左前安打を放った。「理想はプレーで引っ張っていける選手」ときっぱり。未来の主砲へと成長するため、リーグ戦でもさらなる進化を遂げる。

 

 

⑥負けん気十分 勝負強さ磨く

 近大・金井亮輔(2年) 新人戦準決勝(関学大)で猛打賞をマーク。さらに2四球を選び全打席出塁と勝利に貢献した。目指すのは「ここぞという場面で打てる選手」。リーグ戦で活躍する竹村(2年)、佐藤(1年)に対し「バッティングでは負けたくない」と闘志を燃やす。負けん気を武器に、今後の活躍を誓う。