ユニリーバ・ジャパンは6月19日、最速で大学卒業の2年前に内定を得られる新たな新卒採用制度を6月から導入したと発表した。大学1年から応募することができ、選考から外れても1年の期間を置くことで何度でも応募できる。
 最終面接の前、または内定後入社するまでの間にそれぞれ最大2年間の猶予期間を置くことができる。猶予期間を利用して、海外留学や大学院への進学なども可能。入社時期は4月と10月から選べ、大学在学中に内定を得た場合は、入社は学生の卒業を待ってから行う。
 選考の過程からはエントリーシートを撤廃した。ウェブサイト上で応募し、ゲームを使った選考やオンラインでの面接、役員による最終面接などを経て内定に至る。インターンシップに参加するかどうかは選択制。
 選考への応募は一年を通してウェブ上で受け付け、世界中どこからでも応募が可能。選考の途中まではウェブ上のみで進めるため、海外の大学に通う学生でも選考に参加しやすい環境を整える。
【垣内勇哉】