【野球】近大 上位対決の1回戦を制す
平成29年度関西学生野球春季リーグ戦第4節関西大-近畿大の1回戦が4月22日、南港中央野球場で行われた。近大は2回、8番中川の左越えの2ラン本塁打で先制。4回は9番小寺の中前適時打で1点を追加する。一方関大は3回に1点を返すと、5回には二死から3番古川、4番若泉の連打で一、三塁とし、5番西田の2点適時二塁打で同点に追い付く。その後は投手戦となり、試合は延長戦にまでもつれこんだ。12回に関大が8番久米の本塁打で勝ち越したが、その裏、近大は二死三塁の好機に山本が中前適時打を放ち、再び同点に。最後は小深田が交代した関大・山本から押し出し死球を受け、サヨナラ勝ちを収めた。近大は4連勝。関大は今季初黒星となった。
関大 001 020 000 001=4
近大 020 100 000 002x=5x
【関大】●阪本大、山本-久米
【近大】小寺、伊波、○横山-川上、山本
本塁打:中川1号(近大)、久米1号(関大)
二塁打:竹村2(近大)、阪本大、阪本将、西田(関大)
【試合後のコメント】
▽近畿大・田中秀昌監督
「このチームは終盤に粘りがある。今日もよく粘ってくれた。(中継ぎの)伊波も横山も丁寧に投げてくれた。横山は、久米のホームランの後よく3人で抑えてくれた」
▽近畿大・小深田大翔選手
「最後は監督から主将として決めてくれと言われた。オープン戦から終盤に粘って点が取れていて、リーグ戦でもそれができている。明日もいつもと同じように粘り強く戦いたい」
▽関西大・早瀬万豊監督
「(継投に関しては)阪本大で全部行くつもりだった。投げ勝ってくれたらよかったんですけどね。交代するタイミングは1人遅かったかな。打線は横山に完全に抑えられ、流れを引き込めなかった。攻めの気持ちは持ってやっていたんですが。明日勝てるように切り替えてやっていきたい。勝ち点が取れればいい」
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