関西学生野球春季リーグ戦第3節、同志社大‐関西大の2回戦が4月16日、皇子山球場で行われた。関大は初回、相手のフィルダースチョイスで先制。その後逆転されるも6回裏、一死から代打西田のレフトの頭上を越えるソロホームランで同点に追いつく。投げては先発の山本が9回を152球、8安打2失点に抑える力投。同点のまま迎えた9回裏、関大は9番・投手の山本のライトスタンドへのソロホームランでサヨナラ勝ちを収めた。同志社大は4回に押し出し四球、5回に5番山岸の適時打で一時は逆転するも、後半は関大先発の山本を攻略できなかった。

同大 000 110 000=2
関大 100 001 001x=3x
【同大】渡邉、村居、●仲野-山岸
【関大】○山本-久米

本塁打:西田1号、山本1号(関大)
二塁打:平山(同大)

【試合後のコメント】

▽関大・早瀬万豊監督
「山本は前半はもたついていたが、後半はまっすぐがはしっていた。9回はまだ延長も投げられると思って打席に立たせた。いい面も悪い面もあったので、次のゲームに生かしていきたい」

▽関大・山本隆広選手
「今日は1人で投げきるという強い気持ちで投げた。押し出し四球を与えるなどピンチの投球に課題が残った。9回の打席はストライクゾーンに来たら振ろうと思い、抜けたスライダーをしっかり打てた。監督に信頼されているとわかったので、残り3節負けないようにしたい」