【3・4月号掲載】商店街の体験つづる
大阪国際大の学生と教員が、大学近くの土居地区商店街(守口市)を約1年かけてフィールドワークした結果を報告書にまとめた。イベントの体験などを盛り込み、親しみやすい読み物風に編集した。
報告書には商店街に並ぶ店の紹介や、学生のさまざまな体験が学生一人一人の切り口でつづられている。店の紹介のため、商店街の散策や取材に取り組んだ。フィールドワークの一環として、夏に毎年行われる商店街のイベントでは模擬店も出店。約2万人が訪れ、景品が1時間でなくなる盛況ぶりだった。
企画したのはグローバルビジネス学部の玄野博行准教授と人間科学部の栃澤健史、渡邊太の両講師。渡邊講師は「学生から気付かされることも多く、相互に学べた。今後も続けたい」と前向きに話す。
大東実央さん(3年)はフィールドワークの際「店の人たちが気さくに声を掛けてくれた時、今まで何となく通り抜けていた商店街が温かみのある場所だと気付いた」と語っていた。
【おことわり】
3・4月号では学生の学年を、3月までの学年で表記しています。
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