【野球】近大 完封リレーで立命大下し先勝
平成29年度関西学生野球春季リーグ戦第1節近畿大-立命館大の1回戦が4月1日、わかさスタジアム京都で行われた。近大は2回、先頭の6番中家が立命大先発の東が投じた高めのボールを強振。ライナー性の打球はぐんぐんと伸び、左中間スタンドに吸い込まれた。中家の今季リーグ戦第1号で近大が先制する。近大先発の小寺は味方のエラーなどで得点圏にランナーを背負うものの、要所を締める粘りのピッチング。7回を投げ2安打無失点に抑え、先発としての役目を果たす。2番手としてマウンドに上がった横山も2回を投げ、4奪三振をマークするなど無安打投球で試合を締めくくった。近大は2投手の完封リレーで開幕戦で白星発進。東は7回まで毎回奪三振を記録する快投を見せたが、本塁打を打たれた一球に泣き、悔しい結果となった。
近大 010 000 000=1
立命大 000 000 000=0
【近大】○小寺、横山-川上
【立命大】●東、黒田-栃尾
本塁打:中家(1号)(近大)
二塁打:小深田(近大)、辰己(立命大)
【試合後のコメント】
▽近畿大・田中秀昌監督
「相手の東投手はいい投手なので、多くの三振を喫したが勝つことができてよかった。(本塁打を放った中家選手について)よく打ってくれたなと思う。あの一発はチームに勇気を与えてくれた。(4エラーを記録したことについて)守備はこれから修正する。投手中心の守備をこれから固めていきたい」
▽立命館大・後藤昇監督
「今日のスタメンはオープン戦で使ってきた中で、調子のいいメンバー。しかしあまりにも調子が悪すぎた。今年のチームは淡白。昨年より泥臭さがないのが心配。今日の試合で主将の早田のけがによる不在が大きいとわかった。でもそれをいうと言い訳になる。今日はあっさりと負けてしまったので、明日に向けて精神面を改善したい」
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