京都府医大病院「心配掛けおわび」
京都府立医科大附属病院は2月14日、虚偽有印公文書作成・同行使の疑いで京都府警の家宅捜索を受けた。24日には患者や府民に心配を掛けているとして「心からお詫(わ)び申し上げます」とするコメントをウェブサイトに掲載した。
各紙報道によると府警は、同病院の医師が、2015年に実刑判決が確定した暴力団組長について「腎臓の病気のため、収監に耐えられない」とする虚偽の文書を作り、検察側に提出したとみて捜査している。刑事訴訟法は懲役刑が確定した被告が、刑務所に入ることで著しく健康を害したり生命に危険が及んだりする場合は、刑の執行を停止できると定め、組長も今年2月まで収監されていなかったという。病院長は各紙の取材に対し、文書に虚偽の内容はないと、容疑を否定している。
病院は28日、UNN関西学生報道連盟の取材に対し「ウェブサイト(のコメント)以上のことは答えられない」と話している。
コメントを残す