京都産業大の学生団体「ミツバチ同好会BOOON!!」がキャンパス内で養蜂し、採取した蜂蜜を使った飴「はちみつドロップ ブラックカラント」を2016年12月に発売した。商品には京産大が企業と産学連携で研究したブラッ クカラントを使用している。ブラックカラントはカシスとも呼ばれ、ビタミンCやアントシアニンを豊富に含んでいる。原材料は蜂蜜とブラックカラントのみで、特殊な技術を用いて固形化しているため素材本来の味を楽しむことができる。「ミツバチ同好会BOOON!!」は現在8人で活動している。週に1回ミツバチの生育状態をチェックする内検や、餌や砂糖水を与えてミツバチの数を増やし、より強い群れにする増勢を行っている。
 「ミツバチ同好会BOOON!!」代表の松尾祐弥さん(京産大・2年)は「採取した蜂蜜の量によって販売できる飴の数が変わるため、より多く蜜が採れるようにミツバチの飼育と管理を心がけた。今後も機会があれば蜂蜜を使った商品を開発したい」と話した。
 「はちみつドロップ ブラックカラント」の価格は6粒入りで500円。ミール・ミィ三条本店、京都高島屋店、 株式会社サギタリウス企画(通信販売)、 丸善京都産業大学キャンパスショップで販売している。数量限定のため、無くなり次第販売は終了する。(聞き手=奥田薫子)

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