2017年が始まった。編集部では、新年初めてのFOCUS発行にあたり、関西の大学周辺から見える日の出を取材することに。1月1日に大阪大学、1月3日に関西学院大学に向かい、日の出を撮影した。

◎阪大 大阪モノレール 柴原駅

 午前6時25分頃、阪急石橋駅着。

 石橋から阪大までの「阪大坂」で時々人とすれ違う。石橋口から豊中キャンパスに入ると、まだ街灯がともっていて夜の雰囲気が色濃く残っている。

 阪大は日の出の撮影には障害となるものが多く、なかなかきれいに見ることができない。日が昇る方角に障害物のない場所を目指すべく、一度阪大の正門を出た。

 午前6時56分頃、大阪モノレール柴原駅に着いた。ホームには何人かが駅の端に集まっていた。記者もカメラをスタンバイ。

 1月1日の日の出は午前7時5分。雲に覆われて、すぐには見えなかったが午前7時18分、太陽が姿を現し始めた。辺りはオレンジ色一色だ。

 撮影を終えたのは午前7時25分頃。記者は家路に着いた。

◎関学 甲山森林公園 展望台

 1月3日早朝、記者は阪急仁川駅に降り立った。関西学院大学を目指す。

 周りは暗く、怖い。夜の中にたたずむ関西学院大の時計台を横目に、甲山を目指す。

 午前6時30分頃、甲山に入る。だんだんと明るくなってきた。甲山の中を歩き回り、やっと道中に建てられた地図を見て「展望台」を発見。

 展望台に着いてカメラをセットする。この日も、日の出時刻の午前7時5分には、東の空が雲に覆われていて太陽が見えなかった。待っていると雲の合間から太陽が顔を出した。

 午前7時32分頃。完全に登りきった太陽を後ろに見ながら、撮影を終了。行きとは変えて阪急甲陽園駅の方に向かう。横をバスが音を立てて登って行った。

◎注意事項

 深夜、早朝の一人歩きは危険です。複数人で行動するなど、安全には十分配慮してください。

日の出前の阪大正門
日の出前の阪大正門
展望台から見た日の出。仁川や関学大も見える
展望台から見た日の出。仁川や関学大も見える