プロ野球の新人選手選択会議(ドラフト会議)が10月20日、グランドプリンスホテル新高輪・国際館パミール(東京都)で行われ、近畿大の畠世周投手が巨人から2位指名を受けた。

▽近畿大・畠世周投手
「子どものころからの夢だったのでとてもうれしい。今日は朝から緊張していた。指名していただいてほっとしている。(巨人のイメージについて)日本球界を代表する常勝軍団。早くチームに溶け込めるように頑張りたい。(高橋由伸監督について)自分が子どものころに選手として活躍していた人。早く会ってみたいです。(目標の選手について)桑田真澄投手(元巨人など)のように緩急をつかえるようになりたい。巨人の現役ではエースの菅野さんを一番の目標にしたい。ストレート、コントロール、変化球のキレ、どれも素晴らしい。盗んで自分のものにしたい。(対戦したい選手について)山田哲人選手(ヤクルト)と、同じ近大出身の糸井嘉男選手(オリックス)と対戦したいです。リーグが違うのでいつになるか分からないが、同じ時に指名された田中正義投手(ソフトバンクから1位指名)と投げ合ってみたい。(色紙に書いた『挑戦』の意味について)これから今までにやったことのないような挑戦ができる。たくさん挑戦できるのはみんなができることではないと思う。(日本ハムの大谷など同世代で活躍している選手について)4年間プロで投げているのは大きい差だが、同世代には負けたくない。(今後の目標について)1年間野球漬けなので、試合、練習に耐えられるようなからだ作りをしていきたい。(自身の持ち味について)自分はインコースに強い球を投げるのが得意。得意なストレート、カットボール、チェンジアップを使って先発として活躍したい。まず一勝を目指して頑張る。将来は日本を代表する投手になりたい」

▽近畿大・田中秀昌監督
「球界の雄ともいえる球団に指名されたのは光栄なこと。畠は今からがスタート。ストレートはMAX152㌔だが、まだまだ数字が伸びる投手。コントロールも良くなってきた。読売巨人軍に入団して、将来はチームの軸になると思っています」

この記事に関する写真はこちら→https://www.facebook.com/UniversityNewsNetwork/posts/1296233830386614