関西学生野球秋季リーグ戦 第4節 関西大-京都大の1回戦が、9月24日ほっともっとフィールド神戸で行われた。関大は2回、5番松島の三塁打で好機を作ると、7番松山の犠飛で1点を先制する。5回には9番吉川のスクイズ、6回には松島の適時打で追加点。7回には2番土井の2点適時二塁打など打者9人で4得点、9回にも松山の適時打などで3点を奪い10-0と京大を突き放す。投げては吉川、濱田、水師が三塁すら踏ませない完封リレー。先発の吉川は7回無失点で今季2勝目を挙げた。

関大 010 011 403=10
京大 000 000 000=0

【関大】○吉川、濱田、水師-久米
【京大】●大山、宇納、岩本、西村春、杉浦-村山
三塁打:松島(関大)
二塁打:安井、久米、土井(関大)

【試合後のコメント】
▽関西大・早瀬万豊監督
「前半にもっとすかっとする展開なら良かった。守りで粘ることができた。吉川の調子はもう一つだったが、点を取られない投球ができている。守る方はしっかりしているので勝ちにつなげられている。打線がつながればもっといい。明日も守り勝って次につなげたい」

▽関西大・吉川峻平投手
「いつも通り自分のピッチングをしたが、ベストではない。球のキレや体の使い方が良くなかった。ストライクゾーンに投げ込める自信はあるので、どんどん勝負して打たせていった。後半は調子が上がってきていたので、次は初回から調子良く投げられるよいにしたい」