関西学生野球秋季リーグ戦 第3節 立命館大-近畿大の1回戦が、9月17日南港中央球場で行われた。初回に1点を取り合い同点で迎えた5回、近大は一死三塁の好機を作り、1番中家の内野ゴロの間に1点を勝ち越す。7回には一死三塁から代打川上の適時打で追加点。投げては先発の岡田が立命打線を封じ込め、7回1失点の好投で今季2勝目を挙げた。

立命 100 000 010=2
近大 100 010 10×=3

【立命】●東、山上、小橋-佐野
【近大】○岡田、伊波-山野
三塁打:堂(立命)、小深田(近大)

【試合後のコメント】
▽近畿大・田中秀昌監督
「岡田はよく粘ってくれた。緩急をつけて丁寧に投げてくれた。打線は初回、2アウトから小深田がよく打ってくれた。この節では『全員で一点守って一点取る』ということをベンチでも声を出して言っている。畠がいなくて苦しいが、みんなでカバーしていかなくてはいけない。岡田や伊波は来年につながると思う」

▽近畿大・岡田和馬投手
「今日はストレートが良かった。『やってやろう』という気持ちで投げている。立ち上がりは1点取られたが、ベンチが暖かく迎えてくれて調子を戻すことができた。畠投手が抜けて不安でしょうがなかったが、試合で抑えてリリーフも安定しているので、とてもいい感じきている。(1回戦を投げ各大学のエースと対戦することが多くなったことについて)来年につながると思うので、今のうちに慣れておきたい」