第23回大学野球関西オールスター5リーグ対抗戦の1回戦、関西六大学野球連盟-関西学生野球連盟が6月25日にわかさスタジアム京都で行われた。
 関西学生は4回、先頭の白水(4・同志社大)が右前安打で出塁。その後、相手の四球と暴投などから二死二、三塁の好機をつくると、1番池内(4・立命館大)が左前に適時打を放ち先制点を奪う。6回には、先頭の8番・指名打者の片山(2・関西学院大)が四球を選び出塁、続く山野(4・近畿大)が二塁打を放ち好機を広げ、代打西田悠(3・同志社大)が犠飛を放ち1点を追加した。投げては、先発投手の東(3・立命館大)が5回2安打無失点の好投を見せ、6回からは中内洸(4・関西学院大)、畠(4・近畿大)、阪本大(3・関西大)の完封リレーで逃げ切った。2-0で勝利を収めた関西学生は、3連覇をかけ27日の決勝戦に挑む。

関西六大学 000 000 000=0
関西学生  000 101 00×=2
【関西六大学】●楠本(神戸学院大)、小屋(大阪商業大)、堀田(大阪学院大)、熊山(京都産業大)-福山大(京都産業大)
【関西学生】 ○東(立命館大)、中内洸(関西学院大)、畠(近畿大)、阪本大(関西大)-山岸(同志社大)、山野(近畿大)
二塁打:黒田(大阪商業大)、山野(近畿大)

【試合後のコメント】
▽関西学生・後藤昇監督(立命館大)
「ナイスピッチャーですね。これだけ良いピッチャーが揃っていたら負ける気がしない。誰を投げさせても1、2点で抑えられる。(試合展開について)打線も悪くはない。1、2点の勝負になると思っていたので予測通り。連覇に向けて頑張ります」

▽関西学生・東克樹投手(立命館大)
「カットボールを有効に使えた。2週間ほど前から先発を告げられていて、上手く調整できた。雨の中でもいつもと変わりなく投げられたと。良い経験になった。次の試合、シードをとりにいく」

▽関西学生・池内将也選手(立命館大)
「(4回の打席について)東ががんばっていたのでなんとかしてやろうという気持ちでいた。(決勝戦に向けて)チームにはいい選手がいっぱいいる。とりあえず塁に出たらなんとかなる。積極的なバッティングをしていい結果につなげられたら」