関西学生野球春季リーグ戦第7節、京都大-近畿大の2回戦が、5月14日阪神甲子園球場で行われた。近大は3回、無死二塁の好機で、1番小深田がリーグ戦初の右越え本塁打を放ち2点を先制。6回には代打横水の犠飛で1点を追加する。さらに8回に7番松根がダメ押しの適時二塁打を放ち勝負を決めた。先発の岡田は8回無失点10奪三振と好投しリーグ戦初勝利。近大は連日の完封勝利で今季初の勝ち点を手にした。京大は0勝10敗の勝ち点0で今季を終えた。

京大 000 000 000=0
近大 002 001 02×=5

【京大】●平田、大山、松本、樋川、宇納-村山
【近大】◯岡田、倉田-川上
本塁打:小深田(1号)(近大)
二塁打:岡田、吉田、松根(近大)

【試合後のコメント】
▽近畿大・田中秀昌監督
「負けられない試合。『今日はトーナメント戦のつもりでいけ』と言っていた。昨日の伊波に続き、(先発の)岡田が良くやってくれた。(本塁打を放った小深田選手について)彼が打ってくれないと。(次の試合について)リーグ戦を盛り上げるためにも、立命戦でなんとか意地を見せたい」

▽近畿大・小深田大翔選手
「(本塁打について)うれしかった。前の打席で(先発の吉田が)打ってくれて、どうしても返したかった。今シーズンはまだ打点がなかったが、打てて良かった。(次の試合について)負けられない。2勝するつもりで頑張りたい」