【サッカー】関大 逆転で関関戦制す
◇関西学生サッカー前期リーグ第6節(5月8日 キンチョウスタジアム)
<関西学院大1-2関西大>伝統の関関戦を制し、関大が勝ち点3を手にした。第61回関関サッカー定期戦。関大は先制点を奪われるも、16分にFW加賀山がこぼれ球を押し込み同点に追いつく。その後は両者譲らず1―1で前半を折り返す。緊迫した状態のまま迎えた74分。MF森主からゴール前でパスを受けた加賀山が、右足を振り抜き2点目を奪う。その後はディフェンス陣が粘りを見せ、関学に得点を許さず試合終了。関大は今季2勝目(3敗1分)で勝ち点を7とし、関学は今季2敗目(4勝)を喫した。
【前半】関学1-1関大
【後半】関学0-1関大
【試合終了】関学1-2関大
【得点】関学:MF出岡(14分)関大:FW加賀山2(16分・74分)
【試合後のコメント】
▽関大・前田監督「関学を相手に勝ち点3は大きい。選手たちがしっかり応えてくれた。内容的には関学の方が良かった。選手たちにはもっと内容にこだわって練習から取り組んでほしい。加賀山はどの試合でも点が取れ、他の選手とは違うものを持っている。(次節の大阪教育大との試合に向けて)意気込みは『勝つ』だけ」
▽関大・FW加賀山「みんなが体を張って勝負に勝てた。1点目のシュートは特に考えることなく足を振り抜いた。2点目も1点目と同じ形。森主がいい形で抜け出てくれた。得点は決められたが、他でチャンスに絡めるプレーができなかった。ディフェンスが体を張って魂を見せて、そのおかげで勝てた。(前節から)2連勝しているが、油断することなく『絶対勝つ』という気持ちでいきたい」
▽関大・GK前川「今日の勝ちはチームにとって自信になる。関関戦ということもあり、勝ちたい気持ちは大きかった。少ないチャンスで得点できて、ディフェンスラインが相手を防いで、粘り強く守れた。立ち上がりでの失点が改善点。今までの関大なら点を取られて落ち込んでいたが、点を取り返せて自信になった。今日勝った勢いを大教大戦にぶつけ、勝ち点3を取りにいく」
▽関学・成山監督「すごくいい環境の中で試合ができた。相手が関大ということもあり、自分たちの力はフルに出せたと思う。(負けたのは)自分たちの実力不足。これまでのリーグ戦は点差が開いた試合が多く、タフな試合や1点差の勝負を忘れていた。底力が足りなかった」
コメントを残す