◇関西学生サッカー前期リーグ第6節(5月8日 キンチョウスタジアム)

<大阪体育大1-2近畿大>リーグ戦5連勝と波に乗る大阪体育大と直近のリーグ戦2試合で勝利がない近畿大の一戦。序盤は両チームともゴールに迫るなど、一進一退の攻防を繰り広げる。すると39分に裏に抜け出した近大FW粟飯原のパスを受けたDF横山がゴール左に流し込み、近大が先制する。迎えた後半の立ち上がりも近大が優位に試合を進める。48分、DF横山のクロスにFW前田が頭で合わせ、追加点を奪う。大体大は63分にDF秋山が1点を返し反撃に出るも、後一歩及ばず。近大が大体大の連勝を5で止めた。

【前半】大体大0-1近大
【後半】大体大1-1近大
【試合終了】大体大1-2近大
【得点】大体大:DF秋山(63分)近大:DF横山(39分)、FW前田(48分)

【試合後のコメント】
▽近大・松井清隆監督「勝ちたいという思いで試合に臨んだ。選手は良くやってくれた。高さでMFの永井君が頑張ってくれた。これで勝ち点は5ポイント差。うちはまだ完成したチームじゃない。今日の試合は対策よりも戦う姿勢が大事。(DF横山)航河も点を取ってくれた。ミスもするが成長を期待している選手。良くやってくれた」

▽近大・DF横山「大体大は(開幕から)5連勝していたので、絶対に負けられないと思っていた。結果的に2―1で勝てて良かった。(得点シーンについて)最初シュートかクロスかで迷ったが、中にあまり人もいなかったのでシュートを打った。いい結果になって良かった。(次節同志社大戦について)一週間いい準備をして勝ちたい」