【野球】同志社 17安打11得点の猛攻で京大下す
関西学生野球春季リーグ戦 第5節 同志社大-京都大の1回戦が、4月30日南港中央球場で行われた。同志社は初回、二死一、三塁の場面で5番白水が適時打を放ち先制する。4回には1番辻のスクイズで追加点。6回にも一死満塁の好機に辻が2点適時打を放つ。さらに二死満塁とし、4番井手が走者一掃の三塁打を放ちこの回5点を追加する。その後も打線が爆発し、計17安打11得点で京大に快勝。先発の福島は7回を2安打無失点に抑え、今季2勝目を挙げた。
同志社 100 105 211=11
京大 000 000 000=0
【同志社】○福島、溝田、難波-山岸
【京大】●平田、岩本、井口、西村春、宇納、下田-村山
三塁打:井手(同志社)
二塁打:西田悠(同志社)
【試合後のコメント】
▽同志社大・澁谷卓弥監督
「福島の調子は良かったが、落ちる球がボールになって序盤は苦しんでいた。溝田は打たせて取るタイプで、難波は力で勝負できる投手。この2人は経験を積ませていきたい。打線には大振りしないでしっかり振り抜こうと指示を与えた。(5打点の活躍を見せた)辻はいいところで打ってくれる。2点目のスクイズをしっかり決めてくれて、あそこでゲームに乗れた」
▽同志社大・辻心薫選手
「スクイズはサイン通り。心の準備ができていたので、焦ることなく決めることができた。今日は打撃の調子が悪かったが調整できた。(6回)右中間へのタイムリーはノーステップに変えてうまく打てた。7回のタイムリーは代わったばかりの投手でまた打ち方を変えた。自分の勘でフォームを変えている。1番打者としてどれだけ多く出塁できるかが大事。明日も勝つしかない」
▽同志社大・福島孝輔投手
「オリックスの金子千尋投手を意識して、体重移動や8割の力で投げることで、いい球が投げられていた。コントロールはそこまで悪くはないけど、フォアボールを2つ出してしまったので、そこは反省点。前の試合では足をつって降板したが、今日の試合は問題なかった」
▽京都大・青木孝守監督
「完敗です。5回まで2点差だったので、何とか追いつきたかった。明日からはきっちりスイングできるように頑張りたい」
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