【野球】立命 東ノーヒットノーラン達成
関西学生野球春季リーグ戦第3節、立命館大-京都大の1回戦が、4月16日皇子山球場で行われた。立命は3回、1番池内の中前適時打で先制。4回にも二死一、二塁から7番石坂、8番山田の連続適時打などから4点を追加し点差を広げる。その後も攻撃の手を緩めず、17安打12得点の猛攻で京大を圧倒した。先発の東は無安打無得点試合を達成。2012年秋の近畿大・小出以来4年ぶり、連盟史上29人目(完全試合含む)の快挙を成し遂げ、自身今季初勝利をおさめた。
立命 001 421 031=12
京大 000 000 000=0
【立命】○東-山田
【京大】●平田、宇納、井口-村山
二塁打:石坂、辰己(立命)
【試合後のコメント】
▽立命館大・後藤昇監督
「できればパーフェクト(完全試合)してほしかったが、充分。この間(4月2日対関西学院大戦)のようなつめの甘い投球は許さない、ヒットを1本打たれたら交代だと話していた。よくやってくれた。低めのコントロールと変化球が良かった。ようやく投手の柱が一本立ち上がった」
▽立命館大・東克樹投手
「この前(4月2日対関学戦)と同じ展開で、それを意識しない気持ちを持って投げたが、9回は緊張した。この前がダメだった(無安打無得点試合を逃した)ので『やっとできた』という思い。今日はツーシームをうまく使えた。相手打者のタイミングが合っていなかった。自分が立命の投手陣を引っ張り、他の投手に刺激を与えたいといつも考えている。(今季の成績について)成長したのか、うまくいき過ぎているのかわからない。ここからが山場。ノーノーしたからといって調子に乗らずに投げる」
▽京都大・青木孝守監督
「うちのバッティング自体もよくないのかもしれないが、東の球を絞ることができなかった。これまでのデータになかった球に対応できなかった。低め低めにこられるとどうしようもない。打たせてもらえなかった。しかし打てなかったことよりも、守備面のミスの方が反省材料。明日勝てばもう一度東と対戦できると思うので切り替える」
近大 000 000 000=0
同志社 100 000 00×=1
【近大】●畠、池田、伊波-山野、川上
【同志社】○福島、平尾拓-山岸
三塁打:小深田(近大)
二塁打:矢野、平山(同志社)
コメントを残す