「ブラックバイト」や奨学金問題に取り組む学生労働組合「関西学生アルバイトユニオン(以下、かんユニ)」の第1回目の総会が3月5日、男女共生センターローズWAM(大阪府茨木市)で行われた。総会では1年間の活動報告や新共同代表の発表などが行われた。

開会のあいさつ後、昨年2月に結成されてからの活動報告などが行われた。相談者とその勤務先に、一定条件を満たすと休職・勤務日削減を申請できる協約の締結報告や会計報告、役員選出が行われた。続いて、新事務局次長から来年度の活動方針について話した。

総会の最後には新共同代表の堀詩織さん(関西大・4年)が「講演や相談活動を通じて、自分たちも学んでいく一年だった。今後は各大学を拠点とし活動の幅を広げていきたい」と新体制下の活動目標について語った。

2年目を迎えるかんユニ。ブログやウェブサイトなど発信力の拡充や学内での知名度を向上し、活動の活発化を目標に掲げる。