【3・4月号掲載】【馬術】同志社馬術部 全国向けて疾走
昨年行われた第65回全日本学生賞典障害飛越競技大会(インカレ)で、23年ぶりの団体優勝を果たした同志社大馬術部。昨年は他の大会でも個人、団体共に活躍を見せた飛躍の年となった。4月に創部100周年を迎えることしは、吉川京太主将(3年)を筆頭に、創部史上初のインカレ2連覇に照準を定めている。
同志社の特徴は「自由にやりたい練習ができる」こと。練習方法が定まらないなど「自由」が裏目に出ることもあるが、昨年はチームがうまくまとまって結果を残すことができた。
存在感を示したのは新戦力。昨年、第50回全関西学生馬術大会のMクラス障害飛越競技Bでは杉本葵生(1年)が頂点に立った。同じ1年の荒木梨花も第50回関西学生賞典障害馬術大会で団体優勝に貢献。さらなる活躍が見込まれる。
また、吉川主将が乗馬するウェンデルと、2月に厩舎(きゅうしゃ)入りしたばかりのジャック・スパロウの2頭にも期待がかかる。吉川主将は「昨年結果を残している、他の選手や馬も活躍できるはず。ピラミッド形のチームを作るのではなく、チームで力を付けて横一線を目指したい」と全員を一つにまとめる意志を見せる。
第100代目の主将となった吉川は「100周年はあくまで後押しぐらいの気持ちでいる。どんなときでも頑張れる自分たちでいたい」と笑顔で語る。創部100周年の追い風を受ける同志社馬術部が、全国の舞台へ向けて疾走する。
コメントを残す