【写真】イベントでの集合写真(提供=関西薬学女子団体 Chocolat)

 薬学部の学生が企業担当者や他大学の学生と交流する機会を、関西の薬学部の女子学生で構成される「関西薬学女子団体Chocolat(ショコラ)」が提供している。代表の吉原亜美さん(同志社女子大・3年)は「さまざまな人と出会うきっかけをつくりたい。余裕のある時期からキャリアを意識してほしい」と話す。

 外部と交流するきっかけをつくりたいと、昨年2月に発足した。イベントの企画や広報を行う15人の運営メンバーと、参加するユーザー(会員)およそ230人から構成される。イベントでは企業担当者や薬剤師と話す機会を設けるだけでなく、ミニゲームを通して学生同士が交流を図る。

 薬学部では薬剤師国家試験の合格を目指す学生が大半。吉原さんは「試験の合格を不安に感じる学生もいるが、資格はあくまでその先の目標があってこそ」と話す。「勉強も、遊びも、女子力もワンランク上」をコンセプトに学生生活を支援している。