◇第52回全国大学選手権大会セカンドステージ第1戦(13日・東大阪市花園ラグビー場)
○明治大53-14京産大●
 
 「とにかく明治に勝とう」。そう意気込み臨んだ関東対抗戦2位の明治大との一戦。だが簡単な相手ではなかった。前半8分にWTB坂本がトライを決め、同点に持ち込むもその後は明治の流れに。たくみなパスに翻弄されつつも必死のタックルで追加得点を防ぐ。だが、明治の1選手に対し1人では勢いを殺すことができず、スクラムも押されてしまう。後半40分に20番武田がトライするも、39点の大差に辛酸をなめる結果となった。

【試合後コメント】
~京産大・大西健監督~
「とにかく明治に勝とうと。明治のフォワード想像以上に強い。モールやスクラムを長くとって有効にしようと。だが完敗でした。久しぶりに強い明治を肌で感じた。学生は開幕から頑張ってきた。いい勉強になった。(明治は)一人ひとりが強いのは想定済み。集団プレイは付け入るすきがあると思ったが、集団でもまとまっていた。体格では劣っていても、1人では負けないように気持ちを前に出してた。最終的には続かなかったけど・・・・・・。次の2試合はやってくれるはず」

〜京産大・キャプテン〜
「歴史を変えようと。アタックがなかなかできなかった。(明治大の)熱いプレッシャーで、ペナルティからなかなか前に出ることができなかった。立命館大戦は、関西リーグで負けてるのでいいとこはしっかり伸ばしていきたい」

〜明治大・丹羽政彦監督〜
「セットプレーがほぼ完璧でよかった。今日の(京産大の)独特なスクラムにも対応できたのは明治にとって収穫。自分たちのミス、もっかいちょっと引き締め直したい」