◇第64回全日本大学サッカー選手権大会2回戦(12月10日 江東区夢の島競技場)

<関西学院大(関西第1代表/総理大臣杯優勝)3-2札幌大(プレーオフ枠)>優勝候補の一角として挙げられる夏の王者関学が札幌大を下し、初戦を突破した。前半、終始ボールを支配し札幌大を圧倒。失点を許すも2点のリードで前半を折り返した。後半に入ると、関学のペースが落ち札幌大も徐々にチャンスを創り出す。すると、終了間際の84分、クロスから失点を許し1点差まで詰め寄られる。それでもなんとか虎の子の1点を守りきり勝利。ベスト8に駒を進めた。準々決勝は13日、13時30分より町田市陸上競技場にて流経大と対戦する。

【前半】関学3-1札幌大
【後半】関学0-1札幌大
【試合終了】関学3-2札幌大
【得点】関学:FW出岡2(4分・18分)、FW呉屋(24分)札幌大:MF大友2(5分・84分)

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【試合後のコメント】
▼関学・成山監督「札幌大は1回戦のビデオを見て強いチームだと思っていたし、試合をしてみて改めて強いと感じた。(試合内容について)切り替えが上手くいかないなど攻撃の質が良くなく、守備も機能していなかった。(次の流通経済大戦について)今大会に関しては次が流経大というのはチーム全員が意識している。去年の決勝で流経大に敗れ、決勝戦で負けるということがこんなに悔しいのかと分かった。だからこそ、全力を出し切っていい勝負がしたいと思います。」

▼関学・FW呉屋「3点は取れたけれど、3点しか取れない相手ではなかった。チームとしても個人としてもいつも通りのプレーではなかった。(個人としては)シュートにいけるタイミングで迷ってしまった。インカレの立ち上がりが難しいというのは分かっていたが、もう少しなんとかなる部分があった。(チームとしては)簡単な場面での失点など、締めるべきところでふわっと試合に入ってしまった。初戦だからどうこうではなく、自分たちで試合を難しくしてしまった。あと2日でもう1度4回生を中心に地に足をつけて気を引き締め直す。(流経大戦について)ノーコメント」

▼その他の関西勢結果(2回戦)
阪南大(関東第2代表)2ー1鹿屋体育大(九州第2代表)
桃山学院大(関西第3代表)2−3国士館大(関東第5代表)
大阪体育大(関西第5代表)1-0慶応義塾大(関東第3代表)