◇関西学生サッカー後期リーグ最終節(11月21日 皇子山総合運動公園陸上競技場)

<びわこ成蹊スポーツ大1-0大阪学院大>すでにインカレ出場を決めた4位大院大と、1部残留には勝利しかない9位びわこ大との対戦。びわこ大はエースのFW久保が累積警告で出場停止で欠く苦しい状況。それでも、そのFW久保の代わりに入ったFW西村が躍動する。50分、MF賀茂のパスをFW西村がDFを背負いながら受けると、そのまま反転しGKとの1対1を制してゴールを奪う。虎の子の1点を守り切ったびわこ大が勝利を奪った。同時刻に行われた試合で京都産業大が甲南大に敗れたため、びわこ大の1部残留が決まった。

【前半】びわこ大0-0大院大
【後半】びわこ大1-0大院大
【試合終了】びわこ大1-0大院大
【得点】びわこ大:FW西村(50分)

【試合後のコメント】
▽びわこ大・望月監督「相手がどうこうではなく、次の入替戦に臨むためにも勝つしかないという気持ちで臨んだ。このチームの良さである『守備から入る』ということが最後の試合で上手くできてよかった。目標であった全国大会には届かなかったけれど、こういったような試合を重ねることでチームの歴史は作られていくのだろうと思う」

▽大院大・藤原監督「長い芝に足を取られ得意のドリブルとスピードを活かせずに、攻撃面があまり上手くいかなかった。(インカレについて)個の力で打開できるようにならないと厳しいと思う」