【11月号掲載】「笑い」の研究所 追手門学大が設立
追手門学院大は10月1日に、学問として「笑い」を研究する「笑学研究所」を設立した。
笑いとユーモアへの理解やコミュニケーション力の育成を目指し、実践的な研究を行う予定だ。「笑う門には福来る」ということわざをモットーに活動する。研究は大阪の笑いを中心に行うという。学校法人追手門学院に幼稚園から大学までそろっていることを生かし、大学生だけでなくさまざまな年齢に対応した研究も行っていく予定だ。所長には日本笑い学会の初代会長を務めた井上宏氏が就任した。
26日に「笑学研究所設立記念シンポジウム」を開催する。日本笑い学会理事の尾上圭介氏の講演や、お笑い芸人のロザンによる「笑タイム」を行う予定。加えて2016年度春学期には「笑学入門」という授業を設ける。高垣伸博副所長は「実際に役立つプログラムを組み、ユーモアのある学生が増えてほしい。将来的には『笑学部』設立を目指したい(笑)」と話した。
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