【11月号掲載】学生映画 粒ぞろい
世界各地の学生が製作した映画を上映し、将来の映画人の発掘を目指す「京都国際学生映画祭」。11月21日から27日にかけて、京都シネマ(下京区)で開催される。本年度のコンセプトは「京都に根差した映画祭」だ。
ことしで18回目となる同映画祭。京都を中心とした関西圏の学生が企画や運営を担っている。国内だけでなく、海外からも作品を集め、規模の大きい点が特徴だ。学生映画祭として歴史の深い「東京学生映画祭」や、短編映画を扱う「TOHOシネマズ学生映画祭」と合わせて三大学生映画祭の一角を占める。
本年度は学生映画祭としての知名度を上げ、より身近に感じてもらうため、昨年に比べプレイベントを積極的に開催。京都市内各地で、全10回の学生映画の上映会が行われた。
映画祭当日には、各プログラムの中で気に入った映画に投票もできる。最多得票の映画には観客賞が与えられ、最終日に実写・アニメ両グランプリ、最終審査員賞とともに発表される。
同映画祭実行委員長の麋山宙信(びやま・ひろのぶ)さん(龍谷大・4年)は「今年も学生映画のイメージをくつがえす、素晴らしい作品がそろっている。映画好きの学生はもちろん、いろいろな人にぜひ来てほしい」と話した。
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