【野球】立命 神宮初戦突破 桜井18奪三振で東北福祉大打線を完封
第四十六回明治神宮野球大会立命館大-東北福祉大の1回戦が、11月13日明治神宮野球場で行われた。立命は6回、無死一塁から4番古川が右線へ適時三塁打を放ち先制する。先発の桜井は、東北福祉打線を寄せ付けず、108球を投げ3安打完封。大会タイ記録に並ぶ18個の三振を奪った。1点を守り切った立命が1-0で東北福祉大を下し、1回戦を突破。13日、亜細亜大との二回戦に挑む。
東北福祉 000 000 000=0
立命 000 001 00×=1
【東北福祉】波多野、●城間、佐藤-長坂
【立命】○桜井-小林
三塁打:古川(立命)
二塁打:長坂、浅沼(東北福祉)
【試合後コメント】
~立命館大・後藤昇監督~
「桜井さまさま。三振はとれていたがそこまでとは。関西大戦(10月14日)の延長戦とほぼ同じような投球だった。0点で抑えているのが大きい。ピンチになったとき一つギアがあがるところは普段と同じ。リーグ戦ではそこで力んで失点していたが、今日は自己コントロールができていたと思う。精神的に強くなったのではないか。(ドラフト指名後は)見られるという自覚をもって練習に取り組み、マウンドにあがっている。(次戦は)相手より1点でも多く取れるような試合にしたい」
〜立命館大・桜井俊貴投手(4・北須磨)〜
「ゴロを打たせるため、変化球を低めに集めたことが三振につながった。とにかく抑えたかった。今日はチェンジアップが良かった。とにかく先に点をやらないように、冷静にマウンドに立った。神宮のマウンドは投げやすい。球速は意識していないが、コントロールにはこだわっている。三振を18個取ったのは多分初めて。ブルペンの時からバランスも良く、体のキレもベストな感じだった。あまり三振を奪うことにこだわりはない。気楽に投げていて、焦りもなく、試合に集中できた。打たせてとる良いテンポでチームに流れを引き寄せる投球がしたい。そのために球数もできるだけ抑えたい。悔しかった春からの成長を、全国でみせることはできた。プロの世界のことはあまり考えず、今は学生野球で日本一を目指す。そうすれば結果も評価も後からついてくる。チームの目標は日本一。こんなところで負けられない。次も今日みたいな投球ができればいい」
~決勝打を放った立命館大・古川昂樹主将(4・立命館宇治)~
「(決勝打について)無死一塁の場面で、チャンスを拡大しようと思った。体が上手く反応した。(一塁ランナーの)横川がよく走ってくれて、ありがたい。一打席目で打てたのが良かった。次の試合、序盤の1、2、3回で試合を優位に運ぶ。最終目標は優勝。目の前の試合1試合、1試合に集中して勝ちを積み重ねていきたい」
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