関西学生野球秋季リーグ戦第4節関西大-同志社大の1回戦が、9月26日ほっともっとフィールド神戸で行われた。関大は初回、先頭の1番杉森が左前安打で出塁。その後二死三塁とし、4番平岡の中前適時打で先制。8回には先発投手石田のソロ、9回は8番代打小池の犠飛から1点ずつ追加。3-0で関大が先勝。投げては石田が5安打完封、今季3勝目をあげた。

関大 100 000 011=3
同志社 000 000 000=0
【関大】○石田-久米、高橋佑
【同志社】●福島、平尾拓、坂東、矢野敦-川端
本塁打:石田(関大) 1号
二塁打:竹中(同志社)

【試合後コメント】
〜関西大・早瀬万豊監督〜
「石田は丁寧に投げていた。打線は肝心な時にボール球を振ってしまうところが課題。立命みたいに打てるわけではないので、残り少ない節取れるところで取っていくしかない」

〜関西大・石田光宏(4・近江)〜
「(本塁打について)高校3年生以来。振るなと言われていたが、1球だけ狙ってみようと思った。前の打席で三振していて福島はストレートを置きにきたと思う。あんなに飛ぶとは思っていなかった。(投球について)序盤はカウントを悪くしてしまう場面があった。後半に少しは修正出来たと思う」

〜同志社大・澁谷卓弥監督〜
「福島は粘り強く投げた。石田の本塁打は仕方がない。石田以上の投手はいないので、明日は気持ちを切り替え3回戦ができるよう戦う」

〜同志社大・福島孝輔投手(1・大阪桐蔭)〜
「京大戦で連勝し、優勝のために今日の試合は負けられないという思いから初回は慎重になりすぎた。(石田の本塁打の場面)前の打席では打つ気がないような感じがあったので(三振)、ど真ん中の甘いコースに投げてしまった。完全に自分が悪い失投だった。初回と本塁打の場面以外はねばり強く投げられた。これからの課題は油断をしないこと。勝てる投手になりたい」