【アメフト】関学 社会人攻守に圧倒【6・7月号掲載】
6月7日、王子スタジアムにて第65回神戸ボウルが行われた。4年連続で学生日本一となった関西学院大が、45―3でエレコム神戸に大勝。3年ぶり4度目の優勝を果たした。
「社会人に勝つ」と決めて練習してきた。試合を通し、流れをつかんでいたのは関学。エレコムは先制点こそ決めたものの、その後得点を入れることはなかった。一方、関学は計6回のTDに成功。エレコムを攻守で圧倒した。
「今日の試合は自信につながった」と話すのは今大会で最優秀選手に選ばれたRB野々垣。出場した試合でチャンスを生かすしかないという思いで臨んだという。
試合後、関学の鳥内監督は「点を入れること、勝つことは当たり前。今年は練習がまだまだ甘い。秋リーグでは出場した選手がしっかりやらないといけない」と厳しくコメント。主将のOL橋本は「(甲子園ボウルで)4連覇したがまだまだ。メンタル、スキルともに秋に向けて成長していきたい」と引き締まった表情を見せた。
関学が見据えているのは学生一ではない。ライスボウルで社会人王者を相手にも勝利し、真の日本一になること。秋からのリーグに向け、選手たちはこれからも練習を重ねていく。
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