【6・7月号掲載】兵庫教育大教職大学院 全国初新コース
兵庫教育大は教職大学院に、「教育政策リーダーコース」を2016年度に新設すると発表した。
設立の目的は、実作業をこなす教育長の養成。教育長を育成するコースがある教職大学院は全国初だという。今後は「グローバル化推進教育リーダーコース」の新設など、大幅な組織改革を行う予定だ。
文部科学省が06年度に教職大学院制度についての文言を記載したことが教職大学院ができたきっかけ。入学対象者は、学部生のときに教員免許状などを修得した学部卒業生や現職教員だ。修了者は、修士課程修了を示す「専修免許状」を取得することができる。専修免許を持つと、初任給が高くなったり、校長などの幹部職に就くのに有利になったりするという。
選抜試験は8月と11月、3月に行われる。また資料請求の他に、大学院説明会が来年1月30日まで神戸や大阪、東京、福岡で10回ほど開催する。説明会の後、個別相談できる時間も設けられる。次回は6月27日に兵庫教育大神戸ハーバーランドキャンパスで行う。
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