<○関西学院大23―3関西大●>(王子スタジアム)

 前半、両校守りが堅くなかなかTDを決めることが出来ない。後半では相手ディエフェンスに苦しめられたが、2度のTDを決め逃げ切る。関関戦を制したものの、オフェンスの攻撃力やランプレーなどに課題の残る試合となった。
 「経験が足らない」と試合後語った鳥内監督。FGで先制点を決めるものの、立命に勝ち勢いに乗る関大ディフェンスの前でなかなか得点を挙げることができない。第2Qでは関大がFGを決め追い上げる。
 後半に入り試合が動いた。第3Q、WR亀山がQB伊豆からのロングパスを見事にキャッチしついにTDを決めた。第4Qに入ると関大は1stダウンから残り1ヤードのところまで迫る。関大はランプレーで攻めるが関学が王者の意地を見せつけ、無失点で抑えた。鳥内監督は「ディフェンンスがよくしのいでくれた」と試合後振り返った。ピンチをしのぎ、流れは関学に。残り時間2分でQB伊豆からのパスをWR池永が取りそのままTD。だめ押しの追加点を入れそのまま試合を終えた。
 主将のOL橋本は「試合に勝つことができて良かったが、ボールをうまく運ぶことができずパスなどのミスが多かった。もっとミスに対して厳しくしていきたい」と語った。次は社会人チーム、神戸エレコムとの対戦となる関学。社会人に勝つという目標を達成させるため、選手たちは決して満足していない表情をみせた。

【第1Q】関学3−0関大
【第2Q】関学3−3関大
【第3Q】関学10−0関大
【第4Q】関学7−0関大
【試合結果】関学23−3関大

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