【4月号掲載】関西学生アルバイトユニオン結成へ
関西初の学生労働組合「関西学生アルバイトユニオン」が2月21日、大阪市立大杉本キャンパスで結成大会を行った。「何よりしんどいのは『しんどい』と言えなくなってしまうことだ」。結成大会では、職場環境を良くしようと、多くの人が語り合えるような社会を目指すと宣言。「自らバイト先を選んだのなら、職場環境どうこう言わずに働け」、「すぐに仕事を辞める若者は社会を甘く見ている」などの自己責任論が口にされる現代社会に異議を唱えた。
関西学生アルバイトユニオンは、京都大、関西大、同志社大、大阪市立大などの学生らからなる労働組合。学生からアルバイトや奨学金に関する相談を受け付け、問題解決のためのアドバイスやサポートを行う。必要に応じて団体交渉などもする。アルバイトや奨学金に悩む学生の状況改善だけでなく、悩みを気軽に相談できる場を提供したいという。「いろいろな人のしんどさを汲み取りたい」と意気込む。
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