学生が中心となり献血を呼びかける「近畿統一キャンペーン」が8日に行われた。近畿2府4県で献血の推進を行う全国学生献血推進実行委員会近畿ブロック(通称、近畿学推)と関西女子大生団体riche(リシェ)がコラボ。学生ならではのアイデア満載のキャンペーンとなった。

 「近畿全体で助け合うのが今回の趣旨」と話すのは近畿学推副代表の市橋佳奈さん(京都女子大・3年)。実施した11会場におけるリアルタイムの献血協力者数が一目で分かるよう各都道府県でオリジナルパネルを設置。工夫したパネルや献血を呼びかけるボードは手作りなど、アイデアを一つ一つ形にした。

 また献血協力者には献血キャラクター・けんけつちゃんが風船を持ったイラストがプリントされたバッグをプレゼント。リシェと共同開発し、女性が気軽に使いやすいデザインを心がけた。

 年々減少する若者の献血協力。大学生が呼びかけることで、若者の意識の変化を狙う。