紙飛行機の世界大会「Red Bull Paper Wings」の日本代表決定戦が15日、行われた。大学生と専門学校生が対象で、「最長飛行距離」、「最長飛行時間」、「曲技飛行」の3部門がある。日本各地で行われた予選を通過した学生らが、来たる世界大会に向け集った。

 自作の紙飛行機を投げてから着地するまでの秒数の長さを競う最長飛行時間部門には、11人の学生が参加した。13秒90という記録で優勝したのは、林洋平さん(京都大・博士)。「優勝できるとは思っていなかった。信じられない」と語った。5月にオーストリア・ザルツブルグで開催される世界大会へは「楽しんで自分の力を出したい。目標は15秒。世界一を取りたい」と意気込む。