目指せ大学プラモの星
「みんなで楽しくやりながらも、高みを目指したい」。昨年4月に立ち上げられた京都精華大学プラモデル部の部長、種田稜さん(芸術・1年)は自分たちが創部したサークルに対して意気込みを語る。新進気鋭の彼らがプラモデルにどのような熱意を持っているのか。
京都精華大には個性的な芸術大学らしいサークルが多く存在する。しかし、プラモデルサークルが1つもなかったことから、大学の友人を集めて「京都精華大学プラモデル部」の旗を揚げた。時には真剣に、楽しみながらもプラモデルを10人の部員で製作して活動している。
しかし、立ち上げてまだ1年も経っていないためか、大学内での知名度は低い。活動場所である実習室も利用できる時間が限られており、固定した場所で活動できないことも知名度上昇のハンディだ。「自分たちの活動を知ってもらうためにはどうすればいいのか。解決の糸口として、広報活動を頑張って行く必要があると思ったんです」と種田さんは話す。部内では情報宣伝手段としてTwitterを使い積極的に部内の情報を発信。多くの人にプラモデル部を知ってもらおうと努力している。また、これから企画していこうとしているのが、ガンダムのプラモデルや戦車などのプラモデルを出品する展示会だ。早稲田大や同志社大のプラモデル部の様に、今後は外の人にも自分たちが作成したプラモデルを評価して欲しい。部員一同の望みだ。
「将来的には、大きな展示会を開きたい」。種田さんは他大学のプラモデル部にいつか肩を並べたいと夢を語る。彼らの作成するプラモデルはどのような作品となって世に出るのか。動向に目が離せない。

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