阪神・淡路大震災 20年の思い伝える
阪神・淡路大震災発生から20年を迎える2015年。神戸市長田区のコミュニティラジオ局「FMわぃわぃ」(77.8M㎐)で阪神・淡路大震災の特別シリーズ番組が放送を開始した。関西学院大の山中速人教授(総合政策学部)の3年生のゼミ生24人がリポーターを務める。震災当時を知らない世代が、20年の歩みを伝える。
山中教授のゼミでは毎年ラジオ番組の制作を行う。年4回シリーズ番組を作り「FMわぃわぃ」で放送している。1月から始まる番組のテーマは阪神・淡路大震災。ゼミ生は各自で被災者や当時救助に携わったレスキュー隊員へ取材を重ねた。娘を亡くした女性に話を聞いた有岡穂乃香さんは「取材をしてみて、街や人の心はまだ完全には復興していないと感じた。震災から20年たった今、ありのままの事実を伝えていきたい」と意気込む。番組では毎回2人のゼミ生が登場し、リポーターとして自ら制作したインタビューを紹介する。放送は1月6日から3月24日までの毎週火曜日午後1時から、全12回の予定。
放送当日の午後10時半と木曜日の午後1時から再放送を行っている。また、FMわぃわぃWebサイトでも聞くことができる。http://tcc117.jp/fmyy/wordpress/
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