◇第51回全日本ラグビーフットボール選手権大会 セカンドステージ第3戦(27日・キンチョウスタジアム)

◯関西学院大19-24大東文化大●

 最後の最後に得点を許してしまった。2次ステージ敗退の決まった関学は関西王者として関東リーグ4位の大東文化大に挑み、19-24で敗戦。「2月からやってきた集大成」と話す鈴木主将率いるチームの最後だった。

 関東大学対抗戦5位の筑波大に21日、大差をつけられ敗れた関学。野中監督は試合後、「大東文化大にチャレンジしてこのシーズンを締めくくりたい」と語っていた。先制は相手に許したもののPR野宇のトライにより巻き返しを図り、後半33分にSH山戸のゴールで逆転。しかし、直後に7点を返され惜敗という結果に終わった。

 試合終了1分を残したところで逆転のトライを許した。「関東のチームは最後の最後まで細かいところをしっかりしてくる。関西と関東でしつこさが違う」と野中監督は力の差を指摘する。だが「決して関西リーグのレベルが低いとは思ってない」と強気だ。来年は関西王者並びに全国王者を目指す。

【前半】関学7-12大東文化大
【後半】関学12-12大東文化大
【試合終了】関学19-24大東文化大