【サッカー】びわこ成蹊大 堂々の3位
◇第63回全日本大学サッカー選手権大会準決勝(12月18日 味の素フィールド西が丘)
<びわこ成蹊スポーツ大(関西第2代表)0-4流通経済大(総理大臣杯優勝校)>びわこ成蹊大は流経大に敗れ、決勝進出を逃した。前半に先制点を与えると、後半には3失点と崩れ、攻撃陣もシュート5本の無得点に終わった。
◎「ここまで来ると思っていなかった」
流経大の迫力に圧倒された。中盤でパスをつなげなくなると単調なロングボールを前線に送るばかり。うまく対応した流経大に終始ペースを握られた。望月監督は相手を称えるしかなかった。「自分たちはサッカーの基本的なところを見つめてやっていこうというスタイルだったけど、(流経大のような)激しさも大事だなと。学ばせてもらった」。
しかし、なかなか全国で日の目を見ることは無かったチームが、初めて3位になる躍進を見せた。大学日本一という大きな目標を掲げながらも、「全員がここまで来るとは思っていなかった」と望月監督は認める。だからこそ、「大学の歴史を塗り替えた選手らを評価したい」。
先発メンバーのうち4年生はわずか3人。多くの主力が、来季も残る。インカレ準決勝という大舞台での経験は「きっと今後に生かされる」(望月監督)。大学サッカー生活を終えた主将のDF中村謙が後輩らに言い残した。「優勝は、空けといたから」。
【前半】びわこ成蹊大0-1流経大
【後半】びわこ成蹊大0-3流経大
【試合終了】びわこ成蹊大0-4流経大
【得点】流経大:MF渡邉新2(20分・63分)、FW江坂2(79分・83分)
▼その他の関西勢結果(準決勝)
阪南大(関西第1代表)1-2関西学院大(関西第3代表)
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