◇関西学生サッカー後期リーグ第9節(11月9日 高槻市立萩谷総合公園サッカー場)

<関西大1-0同志社大>関大は4戦ぶりの勝利。前半終了間際、主将のDF山田がロングシュートをネットに突き刺し、先制。後半は同志社の猛攻にあいながらも守りぬいた。この結果を受け8位に浮上し、ひとまず降格圏から脱出した。

 終始リズムをつかめなかった関大に、主将が振り抜いた右足が勝ち点3をもたらした。42分、ゴールからおよそ30メートルの距離でパスが来ると、ダイレクトで強烈なシュート。ボールは枠の左上ギリギリに吸い込まれた。自分でも「あんなにうまく決まるとは思わなかった」。

 戦線離脱が長かったが、第7節から復帰。この日はおよそ3カ月ぶりにキャプテンマークを巻いた。「チームの鼓舞はずっと意識していた」。終了間際にはゴールライン上でボールをクリアするなどプレーでチームを支えた。頼もしい主将が、またチームの柱になりそうだ。

【前半】関大1-0同志社
【後半】関大0-0同志社
【試合終了】関大1-0同志社
【得点】関大:DF山田(42分)