【アメフト】立命　関大に圧勝

◇関西学生アメフトリーグ第５節（２０１４年１０月２６日　キンチョウスタジアム）
＜立命館大２１−０関西大＞

最初の攻撃シリーズ、WR猪熊のＴＤで先制した立命。ＱＢ前田も安定したプレーを見せ、相手守備をものともせずゲインを奪った。中盤、相手にゴール前２ヤードでファーストダウンを与えてしまうも、堅守で守り抜き無失点に抑えるなどディフェンス陣の活躍も光る。２１−０で勝利し、開幕５連勝を飾った。

　開始から順調にゲインを奪う立命。ＷＲ猪熊が左オープンを突いて先制点を挙げた。ＱＢ前田も落ち着いてパスを決め、相手守備をものともしない。第２Ｑには前田からＴＢ長谷川へのＴＤパスが決まり、点差を広げる。

　後半戦では、今季注目のＷＲ玉井が追加点を挙げる。一方、米倉監督が「称賛に値する」と絶賛した守備陣の活躍も目立つ。第３Ｑには敵にゴール前２ヤードまで攻め込まれる場面も見られたが、見事にフォースダウンギャンブルを阻止した。その後両チーム得点することなく、21－０で試合終了となった。

　米倉監督は　「オフェンスは用意していたプレーが上手くはまった。ディフェンスもよく最後まで走ってくれた」と話す。次節は、昨年敗北を喫した京大戦。「（ビデオで見たが）京大はとても強い。ここで立ち止まるとやられてしまう。全身全霊で立ち向かいたい」と意気込んだ。

【写真】第３Ｑ、ＴＤを決めたＴＢ玉井（１０月２６日・キンチョウスタジアムで　撮影＝後藤瑞波)