【野球】関西学生 チーム率いた主将の思い
10月16日、関西大の優勝で幕を下ろした平成26年度関西学生野球連盟秋季リーグ戦。各大学のリーグ最終戦後、6大学の主将たちにそれぞれの思いを聞いた。
1位 関西大・江原祥太主将
「今季は勝負どころで簡単なプレーをきっちりできたことが大きかった。最後まで自分たちがやってきたことを信じて、自分たちのやりたい野球をする事が大事だと思う。早瀬監督は基礎の大切さを教えてくれた。自分たちができることをやらないといけないと言われてきた。今季の自分は出来過ぎだと思う(最優秀選手賞受賞、二塁手でベストナイン選出)。今までの野球生活の中で最も充実していた。その中でも4年生の支えが大きかったと思う。1年生の時は守備での出場機会が多かったので、ここまで活躍するとは誰も思ってなかったと思う。関西地区代表決定戦に向け、もう一度気を引き締めて神宮に行きたい」
2位 関西学院大・中島一夢主将
「今季はけがで2試合休んでしまい申し訳なかったが、全力でやった結果なので悔いはない。春季は優勝決定戦で負けて神宮に出られなかったので、秋季は絶対出たいという気持ちでやってきた。(3年生の時に神宮に出て)もう一度神宮に行きたいという気持ちを持ち、みんなでそこを目指してきた姿勢がよかったと思う。4番バッターとして、チームのキャプテンとして最後まで試合に出られたことを誇りに思う。この野球部で野球をやってこれてよかった。これからの関学はバッテリーも若いし、ベンチに下級生も入っていたので4年生が抜けても代わりになる選手はいる。OP戦で経験を積んでいけば、来春のリーグ戦で活躍できるだけの選手がいると思う」
2位 近畿大・峰下智弘主将
「負けられない戦いの中でプレッシャーに負けず、試合を重ねるごとにチームが一つになっていった。春季は4位だったが、秋季は優勝争いができるところまで成長した。これからはさらにレベルアップしてリーグ優勝だけでなく全国制覇できるチームになってほしい。近大は優勝して当たり前というチーム。プレッシャーを感じながらも、楽しくやれたし成長できた。個性豊かなチームだったが、4回生を中心にまとまってきた。自分として最高のチームでこれたと思ってる」
2位 立命館大・古川敬也主将
「最終戦(10月16日対同志社戦)は3回生中心にチャンスを作ってきてくれたので打線が応えたかった。何が何でも返したかった。みんなが作ってくれたチャンスで申し訳ない。後輩達に勝ってもらいたかった。これまでは主将ということで結果を出せたこともあったが、最後までそれを継続させたかった。後輩たちは4回生が少ないことで、自分たちのプレーをやりやすい環境があったのではと思う。負けたら悔しいという今回の経験を生かしてほしい」
5位 同志社大・篠川拓也主将
「今季は他のどのチームよりも苦しんだ。最下位で楽しむ余裕がなく、ずっとしんどいシーズンだった。小玉監督が勇退されるということで、最高の形で送り出したかった。成績が低迷する中で、いかに自分たちの野球が出来るかどうかだけ考えて試合に臨んでいた。10月16日対立命戦での本塁打は野球人生で一番の感触だった。最下位を脱出させる一発を打ててホッとした。来季は今季の経験を生かして戦っていってほしい」
6位 京都大・藤沢祐樹主将
「自由に自分たちの代らしく野球ができた。主将として、チームメイトが自分自身のプレーをしやすいような雰囲気をつくるよう工夫した。主将になってから、チーム全体のことを考える力が向上したと思う。辛いこともあったが、最後は自分の思ったプレーができるようになった。今まで授業の空きコマなどをはずっと野球をしていたので、引退する実感は湧いていない。後輩には、自分たちの代ではこうしたいという意志をしっかりと持ってほしい」
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