◇関西学生サッカー前期リーグ最終節(9月6日 J-GREEN堺・メインフィールド)

<同志社大1-2大阪教育大>前期最終節は同志社にとって苦い試合となった。1点リードで迎えた後半、84分と85分に立て続けに2失点。試合終了間際に、するりと勝ち点がこぼれ落ちた。

 後期に入る前に最下位脱出を図りたかったが、それは叶わなかった。

 「夏の練習でやってきたことが(試合で)できてない」。DF岸田は唇を噛んだ。夏のリーグ中断期間に、課題だった終盤での失点の克服に取り組んでいた。それだけに、今試合の2失点は「やってはいけないこと」。前節の勝利で巻き返しの糸口をつかんだはずだったが、上位への壁はそう簡単に崩せなかった。

 後期初戦は、首位の阪南大との試合だ。前期に12失点で完敗を喫している。「どれだけやれるか全員が示さないといけない」(岸田)。意気込んだ表情には、悔しさの中にも闘志が垣間見えた。

【前半】同志社1-0大教大
【後半】同志社0-2大教大
【試合終了】同志社1-2大教大
【得点】同志社:FW岡村(24分)大教大:MF西村(84分)、DF小板(85分)

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