◇関西学生サッカー前期リーグ第10節(2014年8月31日 キンチョウスタジアム)

<関西学院大2-1大阪体育大>今季リーグ負けなしの関学が昨季王者をも沈めた。0-1で前半を折り返すも、後半に2点を奪い逆転。今節敗れた首位の阪南大との勝ち点差は1に縮まった。

 「攻撃のバリエーションが増えた」と成山監督は話す。総理大臣杯準決勝では、ワントップのFW呉屋に何枚ものマークがつき、動きが封じられ攻撃のチャンスを作ることができなかった。

 そこで今試合では呉屋へのマークでフリーになった選手を使って積極的にゴールを狙った。その結果、得点には結びつかなかったものの、MF出岡やMF小林がシュートを放つ場面がこれまでより多く見られた。呉屋は「これからもっと自分に集まるマークをうまく利用していけたら」と話す。

 現在リーグ2位を走る関学を、対戦相手は研究してくるはずだ。だからこそ「もっと柔軟にプレーしていかないといけない」と成山監督は意気込んだ。

【前半】関学0-1大体大
【後半】関学2-0大体大
【試合終了】関学2-1大体大
【得点】関学:MF徳永(46分)、FW呉屋(71分) 大体大:DF秋山(17分)

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