◇関西学生アメフトリーグ第1節(2014年8月30日 エキスポフラッシュフィールド)

 立命館大は第1Q終盤に先制するも、その後なかなか得点を重ねることはできなかった。しかし第4Q、一気に3TDを挙げ、何とか相手を引き離し34-0で勝利した。もう一方の試合は、25-7で関西大が近畿大を破った。

第1Q、第2Qそれぞれの終盤に1本ずつTDを決めたが、どちらもトライ・フォー・ポイントは失敗に終わった。さらにFGも外すなど、追加点を挙げることができない。
 
 攻めあぐねるなか迎えた第4Q、WR猪熊が67ヤードを駆け抜け、パントリターンTDを決めた。また、ここからQBが前田に代わると、序々にゲインを奪い敵陣へ攻め込んでいった。ロング パスで一気にゴール手前まで進むと、前田からTE永野へのTDパスが通った。ツーポイントコンバージョンも成功し、27-0と点差を広げる。さらにその直後、守備陣がインターセプトを奪って攻撃権を得ると、その流れでTE玉井がゴールラインに飛び込み34-0となった。そのままゲームセットとなり、勝利をおさめた。

 「関学だけに焦点を合わせた、ゆるい試合だった。おごりたかぶっている。もっと一戦一戦闘わないといけない」と米倉監督。リーグ初戦で5TDを決め、さらに無失点での勝利となったが、選手たちには厳しい言葉が与えられた。一方、第4Qで攻撃の起点となった前田は「リズムを作ることができた」と落ち着いた様子で試合を振り返った。

【第1Q】立命6−0神大
【第2Q】立命6−0神大
【第3Q】立命0−0神大
【第4Q】立命22−0神大
【試合結果】立命34−0神大

【第1Q】関大5−0近大
【第2Q】関大10−0近大
【第3Q】関大0−0近大
【第4Q】関大10−7近大
【試合結果】関大25−0近大