◇第38回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント準々決勝(2014年8月13日 ヤンマースタジアム長居)

<関西大(関西第3代表)1-2愛知学院大(東海第1代表)>関大がボールを持ち、試合を優勢に進めるもゴールが遠い。1-1で迎えた74分に一瞬の隙を突かれてカウンターからゴールを決められ、ベスト8で姿を消すことになった。

 開始6分、9分にそれぞれが点を決める慌ただしい展開で始まった試合も中盤に入ると落ち着きを見せる。そこで試合の主導権を握ったのは関大だった。しかし組織力が自慢の愛学大ディフェンスの前にゴールが遠い。勝ち越し弾を決められた後も、MF和田を中心に関大自慢のパス回しから何度も相手ゴールに迫るも相手の体を張った守備の前に決められなかった。

 「内容通りの結果だった」と島岡監督はため息を吐きながら試合を振り返った。さらに「決めきるところで決めきれない。チームとしてのアクションも少ない。今年の課題としているとところがすべて出てしまった試合だった。1人1人の努力でもっと変わろうとしなければならない」と苦しさをにじませた。

【前半】関大1-1愛知学大
【後半】関大0-1愛知学大
【試合終了】関大1-2愛知学大
【得点】関大:MF梶山(9分) 愛知学大:FW知念2(6分、74分)

この記事に関する写真はこちら:https://www.facebook.com/UniversityNewsNetwork/photos/a.588528491157155.1073741833.430773716932634/832439700099365/?type=1&theater