◇関西学生サッカー選手権大会３位決定戦（２０１４年５月３１日　ヤンマースタジアム長居）

＜関西大２-１阪南大＞同点で迎えた７３分に阪南大の一瞬のスキをつき、ＦＷ篠原が勝ち越しゴールを奪った。この結果により関大は、天皇杯の予選になる大阪サッカー選手権への出場権を獲得した。

　関大は開始２分にこの日怪我の選手に代わりスタメン起用されたＭＦ深尾のゴールで幸先よく先制する。その後もリーグ戦で首位を走る阪南大相手に主導権を握る。しかし４１分には阪南大のＦＷ河田に同点ゴールを許してしまう。すると後半は一転して阪南大ペースになる。

　「やられてもおかしくないシーンはあった。みんなで守ろうとした姿勢がポストに当たってくれたと信じたい」と試合後に島岡監督が語ったように、阪南大に多くの決定的なチャンスが訪れるも、関大もチーム一丸となって守る。すると７３分にＦＷ篠原が「試合前からチームとして狙っていた」とショートカウンターからゴールを奪う。その後も関大は阪南大の猛攻を守りきり勝利した。

　「阪南大は我々より格上で現時点での関西Ｎｏ.１チーム。そのチームに勝てたということは大きな自信になる」と試合後に島岡監督は満足そうに語った。

【前半】関大１-１阪南大
【後半】関大１-０阪南大
【試合終了】関大２-１阪南大
【得点】関大：ＭＦ深尾（２分）、ＦＷ篠原（７３分）　阪南大：ＦＷ河田（４１分）

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