<●神戸大14―30龍谷大○>(エキスポフラッシュフィールド)

 第2Q終了直前にWR金岡が逆転TDを決め流れに乗りたかった神大。後半は相手にパスカットされるなど攻撃の芽を摘まれ、14-30で敗北した。

 OL、DLともに不安を抱えながら試合を迎えた神戸大。先制を許し、追いかける形となった第1Q9分、RB中平が中央から左オープンへと走り抜け、7-7とする。第2Q、相手にインターセプトされたが、ここはファーストダウンを取らせず危機を乗り切る。このまま同点でハーフタイムを迎えるかと思われた前半終了直前、QB櫻井からWR金岡へ、ゴールポスト近くへの47ヤードパスが決まり、リードを握る。

 後半、前半の流れを汲んでいきたい神戸大。しかし、第3Q、相手のランに気を取られすぎ、ロングパスを決められ、同点に追いつかれる。第4Qに入っても自分たちのペースに持ち込めず、なかなか走らせてもらえない。また、守備もライン戦で相手に競り負け止めきれず。後半は無得点のまま、14-30で敗北した。

 「前半はよかったが、後半ラインで負けていた」と話すのは今試合攻守ともに出場していたキャプテンの久保。「走らせないことを目標にしていたが、結局相手にランもパスも出させてしまい、ディフェンスを崩されてしまった」と反省。萬谷ヘッドコーチは「(今の神戸大は)下手くそのチーム。個々の技術をこつこつ伸ばすほかない」とチーム課題に冷静に取り組む姿勢を見せた。

【第1Q】神戸大7−7龍谷大
【第2Q】神戸大7―0龍谷大
【第3Q】神戸大0−7龍谷大
【第4Q】神戸大0−16龍谷大
【試合結果】神戸大14−30龍谷大

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