◇平成26年関西学生ソフトテニス春季リーグ戦(5月3、4日 マリンテニスパーク・北村)

 立命館大が春のリーグ戦を制した。1日目を3勝と全勝で終えた立命。しかし、気のゆるみからか、2日目の初戦、関西外国語大戦を落としてしまう。それでも立て直し、昨秋王者の天理大に3-2で勝利。4勝1敗で優勝を決めた。立命の優勝はおととし以来。

 第4対戦が終わった時点で、3勝1敗が2大学(立命・関西外大)、2勝2敗が3大学(同志社大・関西学院大・天理大)とほとんどの大学に優勝の可能性を残したまま迎えた最終対戦。立命は昨秋王者の天理大との一戦となる。

 第1試合にここまで5番手で安定したプレーを見せてきた清原・廣田ペアを起用。「早めに勝負を決めたかった」と水田監督。狙い通りの1勝で良い流れで対戦を進める。そして、優勝を決めたのは1、2年生ペアの笠井・三木ペア。ファイナルゲームまでもつれ込んだが、粘り強さを発揮し優勝を決めた。

 水田監督は「うちは総合力で戦うしかないチーム。大事なところでチームが一つになれた」と試合を振り返った。それでも「負けるのは集中力を欠いて簡単なミスが出る時、一本一本を大事にしてほしい」と選手たちに苦言を呈した。

 立命は6月24日から行われる全日本大学ソフトテニス王座決定戦に出場する。監督は「今回は大きなチャンスだと思う。選手と一緒に優勝を果たしたい」と初優勝に向けて意気込んだ。

1位・立命   4勝1敗
2位・同志社  3勝2敗
3位・関西外大 3勝2敗
4位・関学   3勝2敗
5位・天理大  2勝3敗
6位・大体大    5敗